一緒に映画をつくる映画祭、その名は…

えいじ

2012年02月27日 23:59

えいじです
 
はい、やってまいりました、第2、第4月曜恒例の「帰ってきた、映画劇場!
 
先月、ついに映画の一大イベントの一つ、「ゴールデン・グローブ賞2012」がおこなわれましたねぇ
今年度は、絶対的な最有力候補がない中で、混戦だったようです



しかし、もう決定いたしました

作品賞 ドラマ部門は、アレクサンダー・ペイン監督の「ファミリー・ツリー」。
作品賞 コメディー・ミュージカル部門は、ミシェル・アザナヴィシウス監督の「アーティスト」。
監督賞は、「ヒューゴの不思議な発明」を監督した、マーティン・スコセッシ監督。
というように、今年度は非常に多種多様で、賞がばらけたようでした
 
ファミリー・ツリー」のアレクサンダー・ペイン監督は、人間の平凡だけど非凡な部分を描き出すドラマを撮るのがうまい監督ですし、
ミシェル・アザナヴィシウス監督の「アーティスト」は、白黒映画ですし、
ヒューゴの不思議な発明」は、マーティン・スコセッシ監督としては珍しい、ファンタジー系の作品で、
今年度は多種多様だったと同時に、混戦だったことが裏づけされているようでした
 
しかし、上記いずれの作品もまだ日本では公開されておらず、自分で作品を観ていないまま意見を述べるのは
おこがましいので、これ以上意見を述べることは止めさせていただきます
 
いやーしかし、どの作品も劇場公開されたら是非観に行きたいものですねぇ
観れる日が待ち遠しいです
 
  
はい、小話を聞いていただいたところで本題ですが、
先日、2月25日(土曜日)に熊本の崇城大学市民ホールで映画祭がおこなわれました

 
 
みんな、誰でも参加できるこの映画祭
千年映画祭2012」。
 
まだ知名度の面では高くないのですが、長編2作品(内、1作品はHINAMI作品)、
そして短編が多くあり、映画祭の時間中、常時作品が流れているという状況でした
  
毎年の積み重ねもあり、今年度も多くのかたが来場してくださいました
 
そして、映画祭に参加してくださいました
 
普通、大きな映画祭や、「ゴールデン・グローブ賞」のような大きな賞レースなどでは、
来場してくださったかたは、あくまで観るということに徹するだけ
投票権、決定権を決めるのは限られた一部の人間が持つだけです
しかし、千年映画祭はそこが違います
 
アンケートに協力していただき制作側に意見を言える場をもうけたり、
来年度のHINAMI長編作品への人気投票をしていただいたりと、
ご来場してくださったかたが決定権を持っているのです
 
また、今回はチケットが無料だったということもあり、カンパをいただく箱を用意させていただいたのですが、
これも強要ではなく、映画祭やその趣旨に共感してくださったかたのみで大丈夫というような感じでした
しかし、多くのかたがカンパをしてくださいました
 
本当に、ありがたいことです
 
 
みなさんの気持ちを無にしないためにも、みなさんの意見である、
来年度HINAMI長編作品の人気投票の開票はその日の内におこないました
 
 



そして、結果・・・巻き戻しが選ばれました

≪あらすじ≫
 
 
熊本市内に、知る人ぞ知る場所がある。そこに行くと、自分の人生の戻りたい時期に戻れるのだ。ただし、そこから再び現在へと戻ってこられる保証はない。ある者は、仕事が失敗する前に戻ろうとし、ある者は家庭が崩壊する前に戻ろうとし、ある者は子供の頃から人生をやり直そうとする。だが、彼ら全員が、結局別なタイミングで同じような過ちを犯し、同じような人生を歩む結果になる。人生を生き直してみてはじめて、彼らは「戻りたい時期に戻ろうが、戻らずに元の人生でがんばろうが、同じなのだ」と悟る。そのとき、彼らはふと夢から覚めたように現在へと戻ってくる…。
 
 
 

実はHINAMI内では、意外だという声がチラホラあがっていましたが、
みなさんの意見が一番です
自分たちだけで楽しんでいても仕方がないのです
HINAMIの長編作品、そして千年映画祭はみなさんに参加し、楽しんでいただくことが重要なのですからねぇ
 
 
今年度の映画祭「千年映画祭2012は終わりましたが、
既に「千年映画祭2013」が始まっています

みなさんも「千年映画祭2013」に向けて作品をつくってみてはどうですか
映画を観るのはもちろん楽しいですが、自分で作品をつくると充実感もあり、違う次元の楽しみを味わうことができますよ 

作品はホームビデオでも撮れますから
実際、自分も今年度の出品作品は18分くらいの作品でしたが、ホームビデオで撮りましたよ
  
 
みなさん、来年度といわず今年度からでも是非構想を練ってみてはいかがでしょうか
そして、来年度の映画祭を楽しんでください
 
  
来年度もどうぞよろしくお願い致します
 
   
では、もう時間がきてしまいました
 
それでは、さよなら、さよなら、さよなら
 
 
えいじ


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